留意すべきデータの見方
上記状態は、ある意味マグマが溜まっている状況をあらわしてもいる。よりどころは「インフレ期待」だ。このタガが外れたときに一気に噴火するのだろうか。個人的には、最大のポイントは2021年秋とみている。理由は下記サイトに記した。「マンション所有者が回避したい最悪のシナリオ」
さきほど、不動産分譲の事業環境をとりまく基礎的条件(ファンダメンタルズ)は悪くないと申し上げた。しかし、予測困難なのは人の心理である。不動産にまつわるデータは、個別要素に引っ張られやすく、かつ平均値にあまり意味を持たないことも多い。価格差が拡大した都心と郊外、タワー上層、駅前再開発と牽引してきた地域や特殊事項がデータを押し上げ実態を見えにくくしている側面もあることは否めない。ひょんなことから飛び出たデータ(=突発的に暴れた数字)を何かの予兆を勘違いしてしまい、間違った判断をしないように心掛けたい。
参考サイト:データの見方「中古マンション相場」編
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