野村不動産アーバンネットは、2020年4月3日(金)不動産仲介店舗として新たに「門前仲町」と「二俣川」で業務を始める。これで、同社の店舗数は全国で87、首都圏では77になる。
「門前仲町」は、都心に近く、「富岡八幡宮」等名所が点在することでも知られる。近年は、居住地としての人気が高まるエリアのひとつだ。一方、「二俣川」はJR線との直通運転となった相鉄線沿線であるが、2022年には東急線との相互乗り入れ予定で、さらなる利便の向上が期待できる。
野村不動産アーバンネットは、2000年11月6日(2001年4月1日営業開始)設立。ITが浸透しはじめた当時から、インターネットでの集客を事業拡大の主軸に取り組んできた。その一方で「店舗数拡大は必須」との考えから、着実に新規出店を進めている。
参考までに、流通業界大手3社(リテール)のデータは以下の通り。
■三井のリハウス
全国店舗数:282
うち首都圏:185
直近の首都圏での新規出店地:長津田(2018年11月)
■住友不動産販売
全国店舗数:276
うち首都圏:161
直近の首都圏での新規出店地:豊洲(2020年3月)
■東急リバブル
全国店舗数:195
うち首都圏:132
直近の首都圏での新規出店地:綾瀬、仙川(いずれも2019年4月)
業界トップが「東急沿線」に。追随する住友不動産販売は「湾岸エリア」に。リバブルは東急沿線以外の「郊外」に。傾向が、まったくといっていいほど異なっている。