減少の一途を辿る「世帯人数」
下のグラフは、東京都、区部、都下(町村部除く)、町村部における1世帯当たりの人員の推移を1957年から2019年まであらわしたものである(データ出典:東京都)。すべての地域で、前年を一度も上回ることなく、1世帯当たりの人員は減少を続けている。
23区は、約60年かけて半減
最新データ(2019年)では、東京都:1.91人、区部:1.84人、都下(町村部除く):2.09人、町村部:2.02人である。日本全体では、2018年:2.44人(同東京都:1.92人)なので、大都市東京では、1世帯当たり0.5人超少ない計算になる。
さかのぼれば、1960年:3.79人が東京都の最新数値の2倍程度になるから、約60年かけて、世帯の中の人数は半減したことになる。
2人を割ったのは、区部が2005年、都下(町村部除く)が2012年。
町村部が都下(町村部除く)を下回る
東京都における1世帯当たりの人員は、長らく多い順に町村部、都下(町村図除く)、区部であったが、2009年と2010年で並び(2.20人)、2011年から逆転し、町村部が都下(町村部)より少なくなっていく。