タワーマンションの魅力
「眺めは最高。でもちょっと…」タワーマンション竣工後の見学に同行すると、たまにこんな反応に出くわす。「…」には何が入るか? それは、数字で見る面積よりも「狭く感じる」であったり、超高層を支える太い柱や梁に「圧迫感を覚える」というもの。四方に窓を設けられ、大きな出っ張りも生じにくい一戸建てからの住み替え検討者に比較的多い声、との印象が強い。
だが、タワーマンションも千差万別。上の図面は「虎ノ門タワーズレジデンス」120Aタイプ。LDの3連窓の間口は6m弱。
(略)
マンションに住む利点は大きく三つ。利便性の良い場所。スケールメリットを生かした安全な生活。そして、見晴らし。すべてを最大限享受できるのがタワーマンションの魅力。良い間取りで、充実したタワーライフを送りたい。
建物に不可欠な機能を景色を切り取る額縁に
<虎ノ門タワーズレジデンス>
著書「住み替え、リフォームの参考にしたいマンションの間取り(『都心に住む by SUUMO』 連載企画 【間取りに恋して】再編)」より一部転載