「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」竣工
森ビルは、複数の開発プロジェクトを進める虎ノ門地区の第2弾超高層タワー「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」が2020年1月15日竣工したと発表した。総貸室(オフィス)面積約96,000㎡、商業施設面積約7,600㎡、地上36階建ての複合ビルである。
新駅は6/6開業、満室稼働、「虎ノ門横丁」等
新しいビルのニュース・トピックスの一端を、竣工祝賀会での辻社長の挨拶(コメント)から抜き出してみると
6月6日には、待望の日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が開業します。それに先立ち、「ビジネスタワー」と「森タワー」を結ぶ歩行者デッキ、銀座線「虎ノ門駅」や日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」につながる地下通路、さらに、BRT やリムジンバスのバスターミナルが順次稼働します。都心の新たな交通結節点として、この一帯の利便性やエリアの価値が飛躍的に高まることは間違いありません。
竣工祝賀会での辻社長の挨拶(抜粋)
また、ビジネスタワーの 4 階には、大企業を軸にしてイノベーションを生み出す施設、「虎ノ門ヒルズインキュベーションセンター アーチ」を開設します。5階から36階のオフィスには素晴らしいテナントさんが次々に入居を決め、満室となりました。さらに低層部には、東京の名店を集めた「虎ノ門横丁」をはじめ、58 店舗がオープン
竣工祝賀会での守社長の挨拶(抜粋)
独自のエネルギーシステムを構築
森ビルは、東京電力エナジーパートナーと共同で「虎ノ門エネルギーネットワーク」を設立。「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(仮称)」「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の3地区でAI技術を活用した効率的なエネルギー供給と「大規模災害が発生しても経済活動に必要な電力・熱を1週間程度供給することができる」自家発電システムを構築。「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」竣工に合わせエネルギーの供給を開始した。
虎ノ門ヒルズエリアでは、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」に続き、いよいよ住居タワー「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(2021年1月竣工予定)が誕生する。その後、日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」(2020年6月6日開業予定)と直結する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2023年7月竣工予定)へと続く。
参考サイト:「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の分譲価格
参考サイト:「虎ノ門・麻布台プロジェクト」日本一のレジデンスが誕生