不動産経済研究所が2019年8月15日に発表した「首都圏マンション 戸当たり平均価格と専有面積の平均値と中央値の推移」によると、2018年専有面積は「平均値:67.58m2」「中央値:70.21m2」。2009年以降で最も値が大きかったのは平均値が2010年:71.00m2、中央値が2009年72.38m2。この10年でマンションの専有面積は、平均値で1坪以上縮小したことになります。
原因は相場上昇に他なりません。原価が上がったら、面積を小さくしてグロス(総額)への影響を抑える。これを業界で「圧縮プラン」といいます。
上記リリース資料には「今後も専有面積は平均値、中央値ともに価格抑制で縮小傾向は変わらないものの、『HARUMI FLAG』の専有面積が平均80m2台と広いことから、一時的にはその傾向に歯止めがかかる可能性がある」としている。
このコメントは「晴海フラッグを検討するなら、その最大の特徴のひとつである【広さ】を享受しないと意味なくない?」と言っているようにも聞こえます。また、「一時的」という表現には「大きな地価下落が起きない限り、首都圏のマンションの専有面積は縮小傾向が相変わらず、【マーケットにおける希少価値】がしばらくは持続しそうだ」と資産価値の可能性にも触れていると受け取れなくもありません。実際、デフレ局面で広い面積のマンションがボリュームゾーンにあたる面積帯より「下落幅が小さかった」とするデータを見たことがあります。「この価格でこの広さが手に入るなら!」市場の圧縮プラン化のお陰で希少性が生れたということでしょう。そもそも人は広い住空間を求めています。
ということで、サンビレッジ80m2超の3LDKに限定して「広さを活かした魅力的な間取り」を独断と偏見で5つ厳選して取り上げたいと思います。
題して、晴海フラッグ サンビレッジ「3LDKなら、この間取り!5選」。まずは、レインボーブリッジビューから。
失敗しない間取り選び
これから【要注意の間取り】は、70m2・3LDK・中住戸