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武蔵小杉のタワーマンションに行ってきた。

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屋上スカイビューガーデン

会の概要

 会は、平日19時スタート。15分前に東急線「武蔵小杉」駅に到着。東急目黒線の急行は超満員だった。各停なら多少ゆとりがある。武蔵小杉駅は、乗降ともに多い時間帯で色んな方向に人が行き交っていた。同じ方向に人が流れるベッドタウンのそれではなかった。

 会合は、タワーマンションの共用施設(パーティルーム)で、マンションの話題を、ワインを飲みながら楽しむのが目的。これまで有明、芝浦、麻布十番、秋葉原、豊洲などの会に参加させてもらった。物件ごとに違いがもちろんのようにあって、利用者の感想を直接聞けるのが参考になる。

 今回は、武蔵小杉のタワーマンションである。築1年に満たず。参加者は大人が9名。子ども3名。

 アルコールが入る前に屋上デッキを案内してもらう。タワマンの一番高い所からの眺望。デッキの設えもいろいろ。このときの付加的な情報は、実際に住んでいる人から「近隣施設やマンションの地元ネタが聞ける」こと。「あそこに見えるのがサッカー場で、Jリーグの試合があるときは周辺の店が混み合う」とか「あれが〇〇のマンションで、こことの違いは…」といった解説は、地域を鳥瞰しながら聞くと理解しやすい。その後、ビューラウンジも見せてもらい、パーティールームに戻る。

タワマン飲み会成立の要件

 武蔵小杉駅周辺は、高度利用が飛躍的に進んだ街である。超高層マンションが立ち並び、行く途中は湾岸エリアの中を歩いているかのような感覚だった。路面には、おもに都心で展開する系列の飲食店が目に入った。

 飲み会のワインは、駅前商業施設に入るワイン専門店で調達されたようだ。5,000円超のブルゴーニュを頂点に泡、白、赤を8本程度。ケータリングは来る途中に見かけた「有名レストランの店舗から取り寄せた」。種類も多く、味は確か。とりわける必要もない容器に入っている。

 ホストがいてこそ実現する飲み会ではあるのだが、それをある程度容易にしてくれる周辺環境も重要。

共用部の寸法

 大規模マンションのパーティールームは、大は小を兼ねる発想からか、ゴージャスに見せるために広い空間をあえて用意するのか。メインテーブルを囲んでいる椅子の数の割には、面積の大きな部屋が多い。そんな印象がある。

 だが、今回のパーティールームはとても実用的な広さだった。ダイニングチェアが8脚。4-5人掛けのソファに一人掛けソファが2脚。子どもらがソファで遊んでいて、ダイニングにいる親がその様子を一望できる。何かあったらすぐそばに行ける(程良い距離感)。シンクもダイニングの近くにあるから使いやすい。過去の利用データからはじき出した効率的な寸法を元に設計したかのようだった。


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