下のグラフは、東京都の中古マンション「1億円超」「7000万円超～1億円」のそれぞれ「成約件数」（折れ線グラフ）と「在庫件数」（棒グラフ）推移をあらわしてものである（「東日本不動産流通機構」発表）。
「1億円超」成約件数は、上昇トレンドを崩しておらず、「7000万円超～1億円」成約件数は激しく上限しながらも、こちらも上昇基調を崩していないといえる。在庫件数に関しては「1億円超」は2019年に入ってやや落ち着いたように見受けられるのに対し、「7000万円～1億円」は増加傾向が継続している。
上掲のグラフは、リーマンショック直後の2008年第4四半期からはじまっている。「1億円超」「7000万円超～1億円」それぞれの成約件数を最新2019年第4四半期で比較すると「どちらも約5.3倍増」であった。一概には言えないが、前提が同じと捉えれば「億ションをはじめとする中古マンション高額帯市場は著しく規模が拡大した市場」だといえる。
参考サイト
晴海フラッグ「SEA VILLAGE」「PARK VILLAGE」第1期、第1期2次販売結果
2019年ヒット商品①パークコート文京小石川 ザ タワー
2019年ヒット商品②プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン
2019年ヒット商品③ザ・パークハウス編