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タワーマンション間取りの優劣

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スタイリッシュなタワーマンションの空間例

「虎ノ門タワーズレジデンス」
「虎ノ門タワーズレジデンス」

 前頁と似ています。「中住戸」「主寝室のみPP分離」「洋室2はリビングイン」です。ですが、「虎ノ門タワーズレジデンス」はバルコニーが狭く3m弱しかありません。しかしながら、この間取りは見れば見る程魅力的な空間であることがわかります。

 まず、バルコニーの奥行きが3m超あることです。これは非常に珍しい。リビングダイニング正面のサッシュは、FIX大型でダイナミックな眺望を楽しみ、バルコニーに面した掃出し窓で外気に触れることが出来るという考え方です。実際に見た奥行3mのバルコニーは(ウッドデッキで高さを床と揃えれば)「小さなパティオ(中庭)のような雰囲気」でした。

 キッチンはクローズ型。4.1畳を確保しています。どの空間もほぼ壁が面一でインテリアが映えそうです。それを意識していることはダウンライトのレイアウトでもわかります。リビングダイニングは、均等に二分割されたサッシュのセンターに合わせて両サイドに振り分け、主寝室では引掛けシーリングを設置しない徹底ぶりです。

 ドレッシングルームやパウダールーム、キッチンのカウンター幅はそれぞれゆとりを持たせたサイズに。バルコニーの室外機置場はそれ専用のスペースを設ける等、微に入り細を穿つ住空間に仕上がっています。

★間取りの特徴を読み解くヒント★

 畳数や部屋の配置だけで、プランの良し悪しを見分けることは難しいです。とくに、それが高級マンションの場合、見るべきポイントは多岐にわたります。肝心の「住んだ後の心地よさ」や「サマになるインテリア」をイメージするためには、良い間取りをたくさん目にすること。これに尽きるでしょう。

おすすめ書籍: 住み替え、リフォームの参考にしたいマンションの間取り―「都心に住むby suumo」(リクルートホールディングス)

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 図面から空間の魅力を紐解く作業は、想像力の鍛錬になります。物件名と方角から眺望をイメージする癖を付けましょう。物件選定の技術を高めることは、人生を豊かにする手段だと断言します。

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