2011年、すべての月が第四象限「好況」
第2次安倍政権は、第一の矢「異次元の金融緩和」を掲げ、不動産や株式相場は文字通りV字回復を見せた。マンション市場はとくにその恩恵を受けたといってよい。都心部の相場上昇は顕著で、その様子はグラフからもうかがえる。
単価上昇もさることながら、バブル(成約件数)の色・大きさがほとんどの月で好調。前年比50%(10月)の月さえ見られる。また、アベノミクス「三本の矢」に加え、2013年3月30日に公布された「相続税改正」が、都心部のタワーマンションに富裕層の資金を向かわせた。これは「不動産価格指数(下のグラフ)」を見ても明らか。

(「東日本不動産流通機構」発表データを元にPRエージェンシーが作成)

後編に続く。
参考サイト:最強インデックス